ゆいっこ横浜言いだしっぺ支部の代表・さかい学が地域づくりの活動をしているころからお世話になってきた熊本県の酒造会社さんと青井阿蘇神社にもお見舞いに伺いました。
あっという間に工場内が浸水したときの様子や、現在どれくらい復旧しているかを説明していただきました。
「とにかく、水が引くときにどれだけ泥をかきだせるかが、その後の作業に大きく影響してくる」と強調されていました。
ゆいっこ横浜言いだしっぺ支部の事務所も何度か水があふれた川がそばにあるので、この話は決して他人ごとではありません。
水があふれていく様子をなすすべもなく見守り、水が引いた後の工場内の惨状を呆然と見るしかなかった酒造会社の会長さんは、そのときの様子を「もう、涙も出ませんでしたし、やる気も失せました」と語っていました。しかし、各地から「あんたのところの酒をもう一度飲ませてくれ」という励ましの声をもらって、「今はとにかく何が何でもやります!」とおっしゃっていました。
青井阿蘇神社では、ボランティアさんや神社関係者が古文書などの整理をしていました。また、つい先日まで、境内で支援物資を預かり、必要な方々に取りに来ていただいていたそうです。
当日、どれくらいの速さで水が上がってきたかなど、スマホに記録された写真を見せながら福川宮司が説明してくださいました。
水は写真の青井線のところまで上がってきたそうで、鳥居前にある蓮池には何台もの車やバスが流れ込みました。お向かいに見える家も2階まで浸水。