さかい学の国づくり

IDB(米州開発銀行)年次総会にて
私は「日本は小さな島国」と聞いて過ごしました。
しかし、国土交通大臣政務官、財務副大臣として国際会議などに出席すると、
決して日本という国の存在感は国際社会の中では小さくないのです。
特に、今年の1月、私が総理大臣特使として出席したアフリカのガーナ大統領就任式で、
アジアの国々の中で特使を派遣したのは日本と中国のみというのを目の当たりにしたとき、日本の立場の大きさを実感しました。
世界に200近くある国・地域の中で、日本は国土の広さで60番目、人口では11番目、排他的経済水域(EEZ)の広さで6番目、そしてGDPでは3番目です。
私たちはその大きさを自覚しています。
同時に国際社会に対しての責任をも感じ、そして果たそうと努力しています。
その結果得られる各国からの信頼が、日本の国益を増進させています。
世界の中の日本。その視点を持ち続けながら、私は日本のために働いていきます。
日本を守り抜く
日本の活力ある経済を守り抜く
- ICT技術を生かして一人当たりの生産性を上げ、人手不足に対応する生産性革命の推進。
- 観光立国をはじめとする成長戦略の強力なる推進。
- 引き続き雇用の確保と給与アップを推進し、安心して消費できる「正の連鎖」を目指す。
- IoT、ビッグデータ、AIなどの技術で新しい付加価値を生み出し、今後の成長産業へ育成。
- 都市農業の推進と地域の交流にもつながる地産地消の奨励。
日本の豊かな生活を守り抜く
- 少子高齢・人口減少という構造変化に対応する医療・介護などの社会保障システムの改善。
- 多様な生き方、生活環境に合わせて、男性も女性も選択の幅が広がる働き方改革の推進。
- 社会資本の老巧化に対応した、維持管理の徹底と確実な更新。
- ふるさと納税拡充、ICT技術の活用、外国人観光客の誘導をはじめ、地方へのチャンスを提示し自らの地方創生を支援。
日本の安全・安心を守り抜く
- 北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対して、国際社会と連携して北朝鮮の政策転換を迫る。
- 日米同盟の下、抑止力を強化するとともに、24時間警戒監視体制を継続。
- 自然災害時の人的被害ゼロを目指し、ハード整備とともに情報伝達・避難方法などソフト面の整備を急ぐ。
- 国際社会において格段に上がった日本への信頼度・存在感と総理の発言力を活用して、国益の最大化を図る。
- 日本が直面している国難や課題に鑑み、現在の実情に合った憲法へ。
- 日本の伝統・文化を次世代につなげ、「落とした財布が戻ってくる」国であり続ける教育を推進。