今回の市長選挙で、自民党横浜市連は「自主投票」を決めました。市連会長として候補者を一本化できなかった責任の重さを強く感じています。
しかし、一方で、新型コロナウイルスなどによる急激な環境変化のなかで、今後の横浜のビジョンを考えたとき、どの候補者に横浜の未来を託するのかを市連の議員全員でまとめることに無理があると考えられるほど、横浜市連の所属議員それぞれが意見を出し、議論を展開しました。
そして私は自主投票を正式に決めた後、おこのぎ八郎さんの支持を表明しました。なぜ、おこのぎさんを推すのか。
■ 人として信頼できる
何と言っても、その人間性です。
私は20年近く横浜を地元とする縁で共に活動してきましたが、常に先輩議員としてリードしていただき、一度たりとも信頼関係を揺るがすようなことはありませんでした。
こう感じているのは私だけではないと思います。おこのぎさんは自民党神奈川県連会長を7年半余り務めましたが、その間に神奈川県議会議員の皆さんと様々な政治課題を解決するなかで固い絆を結び、今回も自民党の全県議が一致団結して支援を表明しました。
一本気な人。言い出したら聞かない人。小手先でのごまかしを徹底的に嫌う人。周りへの気配りを欠かさない人。筋を通すことを大事にする人。それがおこのぎ八郎さんです。
例えば、昨年の自民党総裁選挙でのこと。おこのぎさんは菅義偉選挙対策本部の本部長を務めました。そして投開票の翌日、約380人の自民党国会議員の議員会館にある全事務所を、菅候補を支援した・しないにかかわらず、5時間かけてお礼に回りました。これはなかなかできることではありません。
実直さは誰もが認めるところで、「横浜でのIRは取りやめる」という発言も、横浜市連では「八郎が言っちまったら引かねぇな」と皆が疑いませんでしたし、おこのぎさんと一緒に駅頭活動をした際にも「本当に取りやめるんですか?当選したら手のひらを返すんじゃないんですか?」という市民からの声に、時間をかけて意見交換し、理解を求めようとしていました。
その人望・人徳は特筆に値すると思います。
■ 横浜への思いが強い
そして、横浜で生まれ育ったおこのぎ八郎さんの横浜への愛や思いが強いことです。
大臣・衆議院議員を辞めてまでの今回の決意も、横浜への愛からであり、どこの自治体でもいいから首長選挙に出るというわけではありません。「横浜に自分が育ててもらったからその恩返しがしたい」と彼は言っています。港があり、開港以来の歴史があり、観光資源も多く可能性も多いその横浜を、未来につなげたいという強い思いがあります。
■ 経験を踏まえた政策
まずは新型コロナ対策です。ワクチン接種は着実に進めていき、希望する市民には全員打ってもらいます。これが抜本的対策となりますが、これに加え、まずこれまでの状況を一度しっかり検証します。そしてより一層てこ入れが必要なところ、また、連携がうまくいっていないところや保健所のあり方などをチェックし直し、コロナ感染症対策を充実させます。
そして医療提供体制をコロナ禍の特殊性を考慮した上で強化します。
また災害対策は、2度にわたり大臣として担当した経験を活かしていきます。昨今の雨の降り方の激しさを見ても、より一層のインフラ強靱化が求められています。これを着実に進めるのはもちろんのこと、同時にすべてを強靱化するまでには相当の時間を要するので、その間避難をしてもらうことによって人的被害を減らす工夫を運用面で行っていかねばなりません。
そうしたとき、隣近所への声がけなど地域の中での繋がりが求められます。そのためにも自治会・町内会活動は横浜にとって極めて重要になります。「近所のおばちゃんに叱られ叱られ育ててもらった」というおこのぎさんの経験からも、コミュニティが健全に機能するよう力を入れていきたいと言っています。
このほか、港のグリーン化・デジタル化を掲げ、世界に冠たる横浜港を目指しています。民間の企業力を活かした横浜の経済活性化のための支援も推進していきます。
そして日本一大きい横浜市、大都市が抱える課題を改善していく大都市制度改革にも力を入れていきます。
これは市だけではできず、国と連携して制度を変えていく必要がありますが、この問題を推進するのに与党の国会議員のネットワークを持つおこのぎさんの強みが発揮されます。
■ 大切なのはエネルギー
そしておこのぎさんには若さと情熱があります。毎日市役所に行き、現場の声を聞くエネルギーがあります。それだけで市役所のあり方が今とは大きく変わります。
めまぐるしく変化する時代だからこそ、信頼できる人と共に横浜市政改革を進めていきたい。だから、私はおこのぎ八郎さんの決意を支持します。
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