ゆいっこメンバー有志と共に、岩手県大槌町へ伺って参りました。
コロナ禍の影響で2018年以来となった今回は、メンバーの念願であった『大槌まつり』の日程に合わせての訪問でした。
当支部代表を務める さかい学も途中から合流し、東日本大震災発災以来「息の長い、顔の見える支援」を続けてきた代表にとっても初体験となったお祭りを存分に味合わせて頂きました。
今回が初訪問となるメンバーさん、幾度となく大槌を訪れているメンバーさん…それぞれの感じ方に違いはあれど、全員に共通した感想は「元気をもらえた!」です。
大槌町だけでなく全国中で新型感染症の影響を色濃く受け、伝統として受け継がれてきた祭事などの中止も余儀なくされ、さらに近年は高齢化や人口減少などの問題もあり、郷土芸能は窮地に立っているとの印象でしたが、今回の訪問では、そういった諸問題が杞憂だったのかな…と感じるほど、老若男女問わず多くの人々が携わっていました。
宿泊先の「三陸花ホテルはまぎく」の支配人との交流の中では、「悪い意味でなく(笑) 大槌のみんなはお祭りに狂っているんです。8月のお盆に帰省しなくとも、このお祭りには帰省してくるんですよ。
ホテルとしては“書き入れ時“なのに、休暇願を何の躊躇もなく出してくる従業員だっています(笑)
先日、都内で虎舞のイベントをやった際は、すでに首都圏で生活をしている地元出身の人たちが、イベントに踊り手として参加して盛り上げてくれましたしね。
カラダに染み込んだ祭りの魂や踊りはどこに行っても消えないものなんでしょう」とお話し下さいました。
ゆいっこ横浜としては、これからも、息の長い、顔の見える関係を続けていき、その輪を拡げていけるよう努力して参ります。
今回お世話になりました大槌町の関係者の皆さま、直接の会話は出来ませんでしたが、御神輿・踊り・舞いを通じて元気をくださった皆さま全てに感謝を申し上げます。
(スタッフK)
<大槌まつり とは>
大槌稲荷神社と小鎚神社の例大祭が合同で行われます。御神輿に虎舞、鹿子踊、大神楽、七福神、手踊りなどの郷土芸能や神輿渡御行列が連なる1年に一回のお祭りです。