(レポート インターンE,S)
さかい学は、古川なおき衆議院議員とともに、NTT武蔵野研究開発センタを訪問し、情報通信分野での最新の研究開発に関する展示を見学しました。
さかい学ががNTT武蔵野研究開発センタを訪問するのは、総務副大臣時代の平成29年に続き2回目です。
展示では、現在NTTが進めている光を利用した低電力かつ高速大容量の通信を中心とするIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想に関連した、様々な技術や社会課題解決への取り組みをご紹介していただきました。
通信高速化技術を紹介するブースでは、大容量・低遅延・低消費電力の通信を実現する情報処理基盤に関して説明していただきました。また、その後は、インターネット経由で遠隔操作できる分身ロボットの操作を実際に行い、従来の20分の1になったという通信速度の違いがロボットの操作に大きな影響を与えることを肌で体験しました。
その他にも、最新の通信技術を用いた取り組みを視察し、交通システムや遠隔医療、さらにはeスポーツの世界にまで、その技術が応用されているとのことでした。最新の通信技術とその可能性に触れることのできた有意義な訪問となりました。
研究開発の推進は、天然資源の少ない我が国にとって、国民生活の向上のために必要不可欠な事柄です。国としても、科学技術の発展のため、予算や税制などの面からしっかりと支援していく必要があると考えています。