2016年4月14日に起きた熊本地震。この日熊本に居合わせ震度7の「前震」を体験したさかい学は、衆議院議員として状況を総務省、財務省、国土交通省など関係各所に報告。同時に、「ゆいっこ横浜言いだしっぺ支部」の代表として、横浜市戸塚区・泉区・瀬谷区を中心に募金活動を開始しました。
その時から折に触れて現場を見せていただいているのが、宇土市です。
この日は土曜日にもかかわらず、元松・宇土市長と宇土市役所の方々が災害公営住宅や建設が始まった新市庁舎を案内してくださいました。
地震から5年の間に被災された方々が、「避難所」「応急仮設住宅・みなし仮設住宅」での生活から新しい生活を始めていくにあたってどう寄り添ってきたのか、その過程を伺いました。
また地域コミュニティの復活と被災者の孤立防止を目指して整備した「災害公営住宅」と、仮設住宅としての役割を終えた住宅(市営住宅として利活用)によって、地域住民が交流できる住環境を整備している現場も見せていただきました。
このほか「公営住宅のあり方」についての現状も伺いましたが、今後に生かしていくべきポイントが数多くありました。
新市庁舎の建設については、震災後すぐに当時の高市総務大臣に現状を報告し、被災した自治体の業務ができるだけ滞りなく進むように取り計らっていただきましたが、それでも資金面・建築面でもかなりのご苦労があったことをうかがいました。
現場をご案内いただいたみなさまに感謝申し上げるとともに、これからも国ができることを一緒に考え、進めていきたいと思います。
(レポート:スタッフH)