夏には、尖閣諸島を管轄下に置く海上保安庁第11管区石垣海上保安部に視察に行き、現場の声を聞き、映像を見てきましたが、今回は政調会長とともに横浜の第三管区海上保安部へ視察に行きました。
射撃、海難救助訓練を視察し、「あきつしま」という6500トン級の巡視船の船内を視察、そして最後に平成13年の銃撃戦の跡が残る北朝鮮の工作船を前に映像を使った説明を受けました。
この映像は海保船内の緊迫したやり取りがそのまま残されているもので、最後にこの工作船が自爆したときの閃光までおさめられていました。
この日、海保の船に乗っていた人たちも、朝起きて出港したときには、よもや銃撃を受け、また行い、生命の危険を感じる状況になるとは夢にも思わなかったはずです。危険と隣り合わせの緊張感を常に切らすことができない厳しい業務であることを、改めて感じました。
海保はあくまで警察権の行使ですが、海で囲まれている日本にとっては、海保と海上自衛隊が協力して、それぞれの事態に合わせて切れ目のない対応を取れることが必要であり、大事です。
それを実現するためにも、常日頃からの訓練と意識が必要です。
私たちのできる形で支援をしていきたいと思います。