この一年間さまざまな政策の“実現”に内閣官房副長官として携わって来ることができました。
実現した政策をご紹介し、これからやるべき政策についての更なるご意見をいただくための連載4回目です。
■ 小学校の35人学級の実現
今年の通常国会で法律が成立しました。
現在は40人の学級編成ですが、それを5年間かけて35人に引き下げます。
少人数学級の実現は、教育現場から強い要望が上がっていましたが、菅政権でようやく実現しました。
学級編成の人数を一律に引き下げるのは昭和55年以来約40年ぶりです。
このことにより、誰一人取り残すことなく、すべての子どもたちの可能性を引き出す教育、個別最適な学びと協働的な学びを実現する教育、一人ひとりの教育的ニーズに応じるきめ細やかな指導体制、安全・安心な教育環境を目指しています。
現在導入されているGIGAスクール構想によるICTを活用した教育など、現在の状態に合わせて教育現場に求められているものも変化していきます。
こうした変化に適切に対応し、子どもたちの可能性を引き出せる教育現場にしていきます。
※少人数教育の実現と同時に、それに対応できるだけの教員の負担軽減・増員計画も真剣に進めていかなくてはいけません。
しわ寄せが教育現場にいくことがあってはいけないですし、真に子どもたちのためになるような教育行政を目指して参ります。
政府へのご意見ご要望をお気軽にお寄せ下さい。→ https://bit.ly/38WinQi(匿名で送れます。)