半年間かけて7回の研修会を重ねてきた今年度の学生インターンの皆さん。成果物として さかい学 衆議院議員に対し提言を提出してもらいました。
テーマは「若者の政治参加の実現について」、民主主義をより良く進展させることを目標に議論を重ね、学生自ら執筆したものになります。
これから先の未来をより長く生きることになるであろう若い人たちが、
社会をどのように作っていくか議論する政治の営みに、これまで以上に参加することは、
我が国の持続可能性を担保する上で欠かせないことです。
今年度の研修会では、日常生活でなかなか話題に上らないような政治のテーマを言葉にしてみることから始め、果ては実際の選挙の手伝いに至るまで経験をしてもらいました。
自分自身を政治の環境に漬け込んでみることから、周りの若年層、さらには一般市民にまで「政治参加」を広めるにはどうしたらいいか、思索のきっかけになればと思っていました。
「パッと思いつくような策は既に行われている」
「長期にわたって行う事に意義がありますので、これからも前進し続けます」
「提言を現職の政治家に提出するという行為」
「国や社会に参画している意識の欠如や、周囲と敵対しないため」
「様々な改革を更に前に進めていただきたい、多くの若者がそう思っていると考えます」
「選挙に当選しなければ若者向けの政策は始まらないけれど、現実的に当選するには投票率の高い層向けの政策を充実させる必要がある――選挙と提言という2つの経験を通してこのジレンマを痛感しました」
「他の方の意見も大変参考になった」
「自分の視野がいかに狭いかということ、またその怖さ」
参加してくれた学生インターンの皆さんの感想の一部抜粋です。
いみじくもインターン生自身が指摘したように、提言を出しても直ぐに日本は変わりません。参加学生の皆さんがこれから社会の様々なところに組み込まれていく中で、想いを持つ一プレイヤーとして少しでも参画し続けていただくことも大切なことだと思っています。
今回の貴重な提言をしっかり受け止めるとともに、さかい学事務所をはじめ職業政治家の側も、社会各層にいらっしゃるそうした方々と、今まで以上に連携を深め、ご意見を拝聴し、より良い国づくりにため邁進していきたいと考えます。
来年以降も、若い方々との協働を一つの行動方針にしながら、活動を続けて参ります。50年、100年先の日本にも、責任を持つために。
(スタッフL)