全国戦没者追悼式に参列しました。
今年はコロナ禍の関係で、参加者も200人に限定されての開催でしたが、改めて現在の社会が幸せであると感じさせられる式典でした。
今までにはなかったことですが、今回はなぜかご遺族代表の方が式辞を述べている時に般若心経が浮かんできました。
本当に多くの方が、しかも普通の生活をしていた方が、国のため家族のため戦場にて命を失ったわけであります。その方々の願いに応えた日本となっていかなければなりません。
今日まで、世界でも稀に見る戦後70数年戦争を知らない稀有な平和な国として、世界平和にも貢献すべく努力してきた国となりました。今後も戦争の惨禍を、日本にもたらしてはならない、また世界で戦争で苦しむ人も無くしていきたいと強く思いました。
そして、何年か前硫黄島で一泊した時の奇妙な体験を思い出していました。
夜ベッド脇にカーキ色の帽子をかぶった人物の気配がして、右の手のひらを握りしめられた感じがしたという体験です。怖さはありませんでした。私の発した「ありがとうございます」という言葉が震えていた、というのを覚えています。
これからも、しっかりとやるべきことをやっていきたい。そう思いました。
日本武道館にて、天を仰ぐ。