「言いだしっぺ」のさかい学さんは、「実現」してくれる。
この2年半の間に、このことを実感しました。
さかい学さんは、2023年5月の衆議院予算委員会で、
①頼れる身寄りのない高齢者が入院・入所や死亡時に困る問題があること
②この問題を扱う民間事業者(当時は「身元保証事業者」)は、規制も監督官庁もなく消費者問題化しやすいこと
➂民間事業者が使われにくいので、ケアマネが権限外のことを無償で引き受けざるをえない「シャドウワーク」が常態化していること、
の3点を当時の岸田総理に質問してくださいました。
そしていま、①については一気に国の政策課題に昇華し、第二種社会福祉事業に位置付けられる新たな事業が創設され、横浜市の中期計画でも「頼れる人がいない高齢者の方を地域・社会全体で支える仕組み」を広げることが言及されました。
②については、2024年6月に「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」が9府省庁連盟で策定され、さかい学さんのご支援のもと日本初の高齢者等終身サポート事業者の業界団体が設立されました。
➂については、ケアマネの業務外の負担が広く知れ渡り、厚労省により業務範囲の整理や負担の大きかった更新研修の廃止決定が行われました。いまではマスコミでも当たり前に使われている「ケアマネのシャドウワーク」という言葉は、さかい学さんが初めて国会で使ったものです。
過去25年にわたり誰も振り向いてくれず「身寄りなし問題に身寄りなし」と言われてきたこの難題を、たったの2年半でここまでの解決策を「実現」してくださったのは、さかい学さんです。
まだまだ解決の途上であり、知れば知るほど混迷の度を深めるこの「頼れる身寄りのない高齢者等の課題(おひとりさま問題)」は、私のライフワークです。根本的な解決への道すじが示されなければ、間違いなく日本の経済成長のボトルネックとなることでしょう。
そうならないために、引き続きさかい学さんに国政でこの課題に取り組んでいただきたいと心から願っています。
黒澤史津乃
高齢者サービス事業者







