衆議院議員(5期) 神奈川第5区(横浜市戸塚区・泉区・瀬谷区)

東北視察レポート③

【震災から11年が過ぎて ③福島県南相馬市】

今月の主張でも取り上げました東北視察、最後の訪問地は原発事故による避難を余儀なくされた福島県南相馬市の小高地区でした。
この地で避難指示の解除前から、除染作業員向けの食堂経営など、100の課題から100の事業を作り、ゼロから始めるまちづくりを実践しておられる方からお話を伺いました。
作った“場”に人が集まり、新しい事業が生まれていく様子を目の当たりにし、地域づくりが政治テーマのさかい学としても大変勉強になりました。

「ゼロからのまちづくりは可能性しか感じられない」という思いを具現化するようなワークスペース

また、核となる人材がいかに重要か痛感するとともに、関係人口の創出といった個人的な政策にも活かしていきたいと思っております。
原発事故からの復興が起点だからこそ目の前にある街の環境を、ゼロから始められると前向きに捉え直し、様々な仕掛けを作ってこられたことに敬意を表します。
同時に、今後起こりうる別の復興やまちづくりにも活かせるような環境整備も我々の仕事と心得て、取り組んでまいりたいと思います。
そのほか、起業支援、限られた行政予算、ハコモノ行政、合併を巡る問題、酒造など免許行政の課題など多岐にわたる論点がありました。この点も議論を続けてまいります。
今国会も、衆議院の東日本大震災復興特別委員会の理事を務めることになりました。此度の経験も活かし、復興支援に引き続き取り組んでまいります。(スタッフL)

地域の方々の集いの場にしたJRの駅員室。市からの委託を受けて運営。通学圏内にコンビニやコーヒーショップのない高校生の集いの場になっている
小さくても本物と言えるものをこの町からつくり出したいと語る地元の方

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さかい学プロフィール

坂井 学(さかい まなぶ)

衆議院議員(5期) 神奈川第5区
(横浜市戸塚区・泉区・瀬谷区)
前内閣官房副長官
自民党横浜市支部連合会会長

言いだしっぺです

こんにちは。「言いだしっぺ」のさかい学です。 初めて選挙に挑戦して以来、ずっと続けているのが朝の駅頭活動です。 ここで私は日々の政治課題に対する私の考え、思いをお伝えしています。と同時に、皆さんからのお話をうかがう場でもあります。意見集約型の政治を目指す私の、大切なフィールドです。

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