阿久和川に鮎を戻そう

2018年02月25日

2月25日に柏尾橋下流に魚が遡上できる「魚道」の完成セレモニーが行われました。

この魚道、つまり、魚が通る道を作ろうとしたのは「上矢部まちづくりの会」のみなさんでした。もともと阿久和川の清掃活動を行う上矢部小学校児童をサポートするため16年前に結成された会で、この間には活動が評価され、河川内を児童らが歩ける特別な「歩道」などの設置にも貢献していました。
しかし2009年以降、阿久和川に鮎の姿が確認できなくなり、柏尾川上流の阿久和川に鮎を呼び戻そうと活動を始めたそうです。
そして昨年の9月にたまたまさかい学が同席した会合で、鮎が遡上できなくなったのは神奈川県が治水対策として河床掘削工事をしたことによるものではないかと話してくれました。
このことを県に相談したところ、すぐに現場確認に訪れ、鮎が戻ってこない原因が河床掘削工事によるものかどうかわからない段階でしたが、「柏尾川上流の阿久和、舞岡、名瀬、平戸永谷各河川に鮎などの生物が遡上できるように」と、県が魚道を作ることを了承してくれました。

この一件は、対応の早さだけでなく、県の職員さんから「このような素晴らしい活動をしている人達がいることを教えていただきありがとうございました」と感謝の言葉をいただけたのが、とても印象的でした。
あとは鮎が戻って来てくれることを楽しみに待つばかりです。(スタッフK)

写真上:魚道が出来る前の川。この段差が魚の遡上を阻んでいました

写真下:段差をなくした魚道