2009年6月-2)国会改革の方法

2009年06月01日

■世襲制限

私は数年前まで世襲制限は必要ないと考えていました。しかし世襲議員の割合は増える一方で、制限をしないと新規に政界へは入りにくい状況です。
そこで私は、マニフェストに世襲制限を入れるべきという立場で、「新しい政治を拓く(ひらく)会」という議員連盟の立ち上げに参加しました。

特に衆議院選挙が小選挙区制である事が世襲制限の大きな理由です。例えば中選挙区制時代、中川一郎代議士が亡くなった後、息子の中川昭一氏、秘書の鈴木宗男氏、武部勤氏と三人が立候補し、しのぎを削り、今では三人とも活躍しています。しかし今の小選挙区選挙は、各党候補者が一人ですから、その一人が世襲だと競争がありません。競争が無ければ停滞します。国政の質が落ちていく可能性もあります。

「職業選択の自由」の問題もあり、世襲制限は法律で決める性質のものではないですが、親子が連続して同一選挙区で出馬する人は公認しないという方向を中心にマニフェストに入れていきたいです。

マニフェストは本来、国の政策を明らかにするものです。私は世襲制限の議論に早くケリをつけ、骨太な政策での競い合いをすべきと思っています。

■国会議員定数削減

世襲制限で注目された「新しい政治を拓く(ひらく)会」の議員連盟でのもう一つのテーマが議員定数削減です。私は衆参の一割を目標として減らしたいと思っていますが、この定数削減は、国会改革とも密接に関係しており、特に衆参両議院のあり方も踏まえて、議論を行うべきであると考えています。

私は参議院をなくし、一院制にすべきだと思っていますが、それには憲法改正が必要ですので、現実問題としては参議院定数を減らして比例選挙で選出してはどうか。衆議院は選挙区中心にするなど、様々方法を考えるべきです。そして、衆参ねじれの対応には、両院協議会のルールを細かく決め、衆議院の優越を担保することが必要ではないかと考えます。

最終的には衆参合わせた議員定数722から200程度は削減可能と感じていますが、もう少し様々な角度から検討したいと思います。また人口何人に一人の議員が必要といった裏づけとなる根拠も議論できればいいのですが。今回の選挙後、次の選挙までの大きな一つの課題と言えるでしょう。