2009年6月-1)新型インフルエンザ「第二波」に注意

2009年06月01日

ゴールデンウィーク前から厳戒体制が敷かれてきた新型インフルエンザ対策ですが、一段落という感じとなってきました。しかし、気を抜くわけにはいきません。これから下火になると予測されているものの、秋から冬へと季節が移るときには、「第二波」がやってくると言われています。

45万人の死者を出したと言われる、90年前のスペイン・インフルエンザの時には、この第二波が最も犠牲者を出したのです。第一波は軽い症状で済んでいたものが、2年目の流行の際には重症化する病気に変化していたのです。3年目の「第三波」では、症状はより深刻化しましたが、罹患する人が減ったのが特徴で、二波ほどの犠牲者は出ませんでした。今回もこの第二波に備えることが必要です。

本当は国民全員にワクチンを用意できればいいのですが、季節性のものと合わせて2800万人分の原料しかないそうです。
ですから一つは予防対策の徹底を行うべきです。手洗い・うがいの徹底と食料などの買い置きチェックです。マスクも各家庭での準備が必要です。

二つ目は、医療体制の確保です。今回、神戸では「発生早期」の段階であったにも関わらず、医療機関がパンクし、患者に自宅療養を求めることとなりました。今回のような軽いものではなく、第二波が重症化するものであれば、このままでは済まされません。どちらにしても各団体が協力し、今まで以上に患者を診察できる体制に作り変えないと、今年の冬は混乱します。厚生労働省の大きな課題です。