「朝令暮改」な政治の弊害

2012年11月07日

今朝は中田駅で駅頭活動を行いました。

先週から、田中文科大臣の新設大学不認可問題が報道されています。
ひどい話です。文科省が決めたルールに則って手続きを進めてきたものが、一瞬にしてひっくり返されるわけです。
そして、もっとひどいのは、今日早くもその方針を変えるということです。しかも全く謝罪もありませんし、誤解だという全く嘘の言い訳を押し通してしまっています。
この態度や対応が政治に対しての不信感を倍増させることになるのです。

先日、確か毎日新聞の一面のコラムに、このことを「ちゃぶ台返し」と表現していましたが、まさしく言い得て妙だと思いました。
普天間もそうですが、ちゃぶ台をいきなりひっくり返し、準備されていた食事を畳にばらまいたあと、調子が悪くなって同じちゃぶ台を元に戻さざるを得なくなっています。
普天間も辺野古案に戻りましたが、ひっくり返し散らかした食事を掃除しようともせず、また新しい食事を用意しようともせず。国民は今までよりもいい食事が出てくると聞かされ待っているにもかかわらず、いつになったら食事ができるのか全くわからない状況となっています。お預けを食らっている国民に不満が溜まるのは言うまでもありません。

そしてなんとこれは今回や普天間だけでなく、八ッ場ダムもしかり、高速道路無料化もしかり、子ども手当全額国費もしかり、配偶者控除廃止もひっくり返しました。
発表したことがあっと言う間に前言撤回では、政治が安定せず前にも進まず、閉塞感が広がるのは当たり前です。

しかし、私はこれは第三極と言われるグループにも見られる兆候だと危惧しています。
橋下市長の原発に対する発言、竹島の共同管理に対する発言など政策的なものに限らず、みんなの党とは政策協議をしないと言った一月後には協議をしていたり、言ったことがあっという間に変わっています。
今は野党でありしかも少数政党ですから問題になりませんが、これが国政に影響力を持ったとしたならば今度はものすごく大きなマイナスとなってしまうのではないかと思うのです。
確かに奇抜な政策をぶち上げますから、国民も期待するのでしょうが、奇抜なものは実際に定着するのは大変です。結局、ちゃぶ台を返して、散らかしてちゃぶ台だけ元に戻すことになります。

今必要なのは、安定した政治であり、政策決定過程に国民の信頼が戻り、政治が機能することです。
そして、政策が法律となり、現実に動きを実感することにより、初めて閉塞感が打破できるのではないでしょうか。今の不満を解消するには、当たり前のことが当たり前のようにまずは機能することだと感じるのです。私たちは、それを訴えていきたいと思います。

今日も安倍総裁が、経済に目標値を設定をすると打ち上げています。先が見えない、どこに行くかわからない政治から、少なくとも政府が目指しているものはわかるようにすると約束をしています。
例えば、このことを私たちは実行したい、実行するということを信頼をしてもらいたい、と訴えていきたいと思います。