総裁選-「再チャレンジ候補」の思い

2012年09月14日

今朝、自民党の総裁選がスタートしました。
私も、安倍晋三候補の出陣式に行ってきました。
安倍候補の政権のやめ方への批判や健康不安の声も聞きます。
にもかかわらず、なぜ安倍候補なのか。そう質問されることもあります。

答えは一つではありません。
まず、政策的には、歴史認識や教育、外交、安保などは私の考える方向と一緒です。私が現職時代に取り組んできた脳梗塞治療の「T-PA」にも触れています。
また、人間関係でいえば、5人の候補の中では自分の声を届けやすいということもあります。
そして何より、領袖が支配する自民党を変えるためには、反領袖の立場で立候補している人が総裁になってもらわなければ困る。議員票だけで行われる決選投票での状況を考えれば、安倍候補に望みをかけるのが現実的だとの選択もありました。

そして今日、安倍候補の話を聞いていて感じたことがあります。
前回の安倍総裁誕生の時には、「再チャレンジ議員連盟」を中心に総裁選を戦いました。その中身はまさしく、失敗した人がそのまま社会の落伍者であり続けるのではなく、失敗から強さや失敗しないための(成功するための)要点を学び、本人のやる気次第で、もう一度社会の中で輝き、働ける制度をつくろうというものでした。
一度失敗したからと言って、だからすべてを否定して終わりでいいのだろうか。挫折を経験したからこそわかる、学んだ、会得した能力もあると思うのです。
ましてや、今回の民主党政権は、党内での様々な、異なる意見が出た時の結論の出し方もわからないほどの素人政治でした。
その素人政治でぐちゃぐちゃ滅茶苦茶にされた社会を立て直していくには、一度経験のある人が「再チャレンジ」の精神で、その時の反省や悔恨を糧にして本気で全力で立ち向かってもらうこともいいのではないかと考えるようになりました。
安倍候補はまず辞任したことを詫び、2年前の薬の開発で、今は全く健康上の不安が払しょくされたことを語りました。そこには深い反省、そして強い悔恨がある。
だからこそ、あの時にやり残したこと、未だ現実化されていないことをやり遂げたい、という思いを聞いていて、私はもう一度やってもらったら、今度は粘り強い政治を行い、成果を出すのではないかと思いました。