心をつなぐ復興支援のモデル

2011年04月19日

「忘れないでほしい」
被災者の方々が良く言うようになったと言われる言葉です。
阪神淡路大震災の時も忘れられた、と語る当時の被災者も最近メディアで取り上げられ心配されておられます。
しかし、私は思うのです。彼らにとって辛い、ひどい傷も時が癒してくれるかもしれませんが、当事者でない我々にとっては単に忘れるだけになってしまうかもしれないと。私はこの災害発生当初より、この東北の被災地の復興は、東北にとどまらない。日本の復興とならざるを得ないと言い続けてきました。その意味からも、直接被災を受けていない人達も忘れるべきではないだろう、と思ってきました。

私はこの弔い花見会のあいさつの中で、「我々は忘れるかもしれないという不安がある。だからこそ、今日、ぜひ横浜からのボランティア隊に声をかけてください。そして今日という思い出を作ってください」という話をさせていただきました。

思い出ができれば簡単には忘れません。心と心が触れ合えば忘れるはずがありません。支援の活動に感動を!これが、顔の見える支援なのです。顔の見える支援があって初めて、息の長い支援ができていきます。復興までの長い道のりを一緒に歩んでいくことができます。そして、そういう関係がそれぞれの被災地や避難所の皆さんと全国各地の皆さんとでできることによって、日本全体の復興につながれば最高です。そのモデルをこの横浜と花巻と大槌でつくり上げていきたいのです。
「みんな、ここを見ろ!!」と言えるような関係をぜひ作り上げていきたい、私はそのように思っています。