「復興応援ツアー2017」 レポート(前篇)

2017年06月20日

ゆいっこ横浜言いだしっぺ支部の復興交流事業の一つとして、今年で6回目となる「復興応援ツアー」。岩手県の大槌町をはじめ、周辺地域を訪問し応援する一泊二日の旅の様子をご報告します。

(レポーター 樋口、坂井)

奇跡の一本松

新幹線「新花巻」駅からバスで約1時間半の陸前高田に到着。ここは大津波に堪えた奇跡の一本松で有名になり、現在は多くの訪問客を迎えています。

2014年に訪問した折には、山から高架ベルトコンベアが張り巡らされ、盛り土作業が佳境を迎えていました。しかし、驚いたことに、それらのベルトンベアが雲散霧消していました。「希望の懸け橋」と呼ばれた役割は一段落し、次なる復興整備の段階に入ったといえるのでしょう。

↓2014年のツアー時に見られた巨大なベルトコンベア

この松も結局はしみ込んだ海水に堪えられず枯死し、今は記念樹として残されています。

↓松の根元には「やなせたかし」さんの描いたモニュメント

酔仙酒造

大船渡市猪川町にある酔仙酒造。

もともと陸前高田市にあった蔵を震災後にここに移したのは、仕込みの水の良さ。「酒は水で決まる」を信条に、復興されたそうです。
もう一つの特長は、9割が県産米であること。地産地消をモットーに、商品づくりを考えているそうです。
新しい工場になり、木製の麹蓋も新しくなったため、長年のファンたちからは「木の香りが残っている」といわれていましたが、3年してようやく木の香りがお酒に移らなくなり、安定してきたと言われましたと喜んでいました。
工場内を見学し、試飲をして、気に入ったお酒をみんなで買ってお暇しました。横浜に帰ったら、仲間たちと一緒に飲みたいです。

工場内に川崎フロンターレのタオル。高田と川崎フロンターレは友好協定を締結しているそうです↓

サンフィッシュ釜石

大船渡を後にし、次に向かったのは釜石駅前にある「サン・フィッシュ釜石」。
ここはゆいっこで海産物を仕入れているお店も出ているので、必ず会いに行きます。訪れると看板娘ともいえる社長の娘さんが出迎えてくれます。

今回も横浜のゆいっこブースで出す商品をいろいろと見て回りました。ゆいっこで定番になった大槌のはちみつも昨年サン・フィッシュで出会ったのがきっかけでした。

大槌町に入りました

午後4時ごろようやく町に入り、見慣れた街並みが目に飛び込んできました。まだまだ復興の進展は遅々としたものでした。
バスで走っていると、大土漁港に見慣れた船舶が停泊しているではありませんか。「あっ、瀬谷丸だ~!」と一同大声をあげ、急きょバスを岸壁に駐車して瀬谷丸と記念撮影。

後でわかったのですが、たまたま不具合が見つかり修理中だったそうです。残念なことではありますが、再会できたことは幸運でした。

次に立ち寄ったのは蓬莱島、通称「ひょっこりひょうたん島」。昨年から島に渡れるようになり、ここでも全員で記念撮影。

さらに大槌町旧役場に立ち寄り、被災者の方々の冥福をお祈りしました。毎回ツアーに参加しているメンバーは、「もう、こんなに朽ちてきてしまった・・・」と、震災後の時間の経過の早さと、復興のスピードの遅さを考えさせられたと話していました。

その後、JA直売所『母ちゃんハウスだぁすこ』に寄り道。ここでも、ゆいっこブースで売ってみたい商品と出会いました。

小槌神社に出向いて、参拝。お祭り好きな参加者は有名な小槌神社のお神輿を間近で見ることができて、感激していました。

懇親会@みかドン

「復興応援ツアー」のメインイベントといっても過言ではない、みかドンでの大宴会。
地元漁師のターボーさんがホタテやほやを運び込み、お店の柏崎夫妻も加わって、生ビールで乾杯!

↓今回もみかドンで私たちを迎えてくれたターボーさん。

↓「みかドン」のマスターの「みっちゃん」こと柏崎浩美さん。この時期には大槌で、秋には横浜の瀬谷フェスティバルでお会いするのが定番に。

50センチを超えるヒラメやタイの生き造り、甘みいっぱいのホタテの刺身、ほやの膾づくり、ほかにもテーブルを埋め尽くすほどの料理がどんどんと出てきました。
日本酒も次から次へと空になるほど、食材を大いに堪能し、話も大いに弾みました。
漁師のターボーさんの「船が欲しい。漁に出てぇ」の一言がきっかけで『瀬谷丸』寄贈のプロジェクト・「三陸沖に瀬谷丸を!」が立ち上がったそうで、大槌と横浜の絆は深いものを感じます。

恒例の募金贈呈式。みかドンに集まった地元の方々からの「熊本支援募金」をお預かりしました↓

みかドン店内は、所狭しと全国からの応援メッセージが貼られています。さかい学のポスターの上には、「瀬谷丸」のメッセージが↓

「復興応援ツアー2017」レポート(後編)はこちらから。