「新しい」東北のために私がすべきこと

2013年04月04日

復興推進委員会で総理から2つのキーワードが提示されました。
「新しい東北をつくる」そして「加速化」。これを念頭に置いて、東北の復興をせよということです。
「新しい」をどうとらえるかは重要です。
政務官として仕事を始めてもうすぐ2ヶ月。東北には何度も行き、民間ボランティアのときに考えていた以上にそれぞれの課題が複雑に絡み合っていること、そして行政だけではその解決が難しいことも改めて確認してきました。
だから、まず「新しい」とは何か、がとても大事です。
今までの過疎と高齢化、そして限界集落に至る街を再びつくってはいけません。単なる復旧ではなく、復興へ。今まで以上に魅力ある地域を被災地に創造していきたい。
そこで私は根本大臣に復興推進委員会にオブザーバーとして出席させて欲しいと直談判しました。この委員会は総理、官房長官、復興大臣、岩手・宮城・福島県知事そして有識者を中心に構成されており、私は直接の担当ではありませんでした。しかし、「新しい」がどう議論されていくのか知っておく必要がありますし、彼らの意識は私にとっても大切な情報になります。
私は震災直後に岩手県を中心とした仲間たちと復興支援グループを立ち上げ、活動してきました。ですから、「民間ネットワークを活用して彼らの考えを吸い上げ、行政に橋渡ししていく作業」や「都市部に住む我々が今後どう被災地を支援していくか」などが私が取り組むべき分野だと感じています。

では、具体的にどうするか。
まず、私たちの「新しい」を求めていきたいと思います。仲間を募り、いろんな方の話や情報を持ち寄り、次世代にとって魅力となりうる新しさを考え、そしてまとめてみたいと思います。
それは「さかい学と仲間たちの『ぼくらの復興委員会』」を機能させることといえるかもしれません。そしてそこで出てくるものは、おそらく「理念」であり「生き方」につながるものになっていく気がしています。それが発信できれば、それに共感した人たちによって、次世代も魅力を感じて戻って来てもらえる、いきいきとした地域になっていくと思うのです。
だから私は理念・哲学からスタートして、具体的に明日の一歩というところまで具体化をめざしてみたいと思います。“何か新しいもの”という獏とした議論ではなく、“こういう新しいもの”を提示し、それを実現するために第一歩は何かということまでしっかり落としこんでいきたいと思います。
今までにない東北だから、そして今「1」からつくり上げていく被災地だから出せる「新しさ」のメッセージ、本物を出したい。だからこそ多くの人の知恵、感覚、発想をいただきたいと思います。
この「ぼくらの復興委員会」を含め、私のやりたいこと、つまり街づくりの「考え方(コンセプト)、理念、哲学」と「実現するために具体的に何をやっていくのか」について、企画書を提出することを大臣から求められています。
「新しい東北」の新しさをどこに求めていくか、これを模索する必要があります。

 

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