世界でも知られている坂井学さん

2011年01月19日

松下政経塾同期生 小峯弘靖

 

日本はいま、様々な問題を抱えています。少子化、高齢化、景気の停滞など、それらを考えますと、先行きがわからなくなり不安になってしまうのは無理からぬことです。

しかし、日本が抱える問題を日本国内だけの視点から見ていては、その問題の本質-何が原因なのか-を捉えることは難しくなってしまうでしょう。

 たとえば、いまの日本経済の低迷は、昨年アメリカで起こった金融危機が、私たちの日常の生活にも大きな影響を与えたのが大きな原因でした。

 このように、世界を見て問題の本質を捉えて解決していくという視点が、国政をつかさどる政治家には必要不可欠です。坂井さんは、その視点を備えた人物です。

 実は坂井さん、日本国外でも知られた人物です。世界的に有名なアメリカの週刊誌『タイム』に、坂井さんのインタビュー記事が6年前に載ったことがあるのです。(アジア版タイム2003年6月16日号)。

 そのタイトルは、「1989年卒の人たちは日本を立て直すことができるのか?」でした。

 記事のはじめは、

日本の優秀な大学を卒業した人たちにとって、1989年ほど未来がバラ色に思えたときはなかっただろう。経済は活気づき、成功はいとも簡単にやってくるような気分だった。その後、日本はダメになった。しかし、1989年に大学を卒業した世代は、日本を救うものを持っているかもしれない。

とつづられています。

 そして、89年に大学を卒業した人たちのインタビューが出てくるのですが、坂井さんは一番バッターとして登場します。

  東京大学法学部を卒業してから弁護士や裁判官にはならず、坂井は松下政経塾を志した。塾で4年間を過ごした後、熊本県の人里はなれた寺に行き、人生だけでなく、「何が日本を悪くしてしまったのか」、「どうすれば日本は良くなるのか」を黙想した。
年齢と知恵を深め、坂井は今、首都東京で政治家の秘書をしている。近い将来、衆議院議員選挙に出るという。

とあります。

 さらに、

  「私たちの父親世代は、常に『貧困は悪だ。豊かになることで幸福になれるんだ』と教えられてきました。だから、父親たちはがんばって働いたのです。ですが、おカネが人を幸福にさせることはないと、今の私たちは悟りつつあります。何かが足りない。89年から今までは、その『何か』を私たちに気づかせる期間だったのです」と坂井はいう。

と続きます。

 坂井さんへのインタビューは、タイム誌が取り扱う記事の中では長い部類に入ります。

このように、坂井さんへ海外からインタビューの依頼があるのは、「世界を見て問題の本質を捉えて解決していくという視点」を、坂井さんが持っていると理解されているからなのです。

坂井さんこそ、日本を立て直すことができる1989年卒世代の一人だと、私は友人として強い確信を持っています。坂井さん、志を貫いてください。