ゆいっこ横浜×大槌町の意見交換会を開催しました

2011年10月22日

震災から7ヶ月たった岩手県・大槌町から、漁師さん、屋台居酒屋のご夫婦をお招きし、ゆいっこ花巻の高橋博之さんのコーディネートで意見交換会を行いました。
テーマは「地方と都市が支えあう復興支援のあり方について」。
復興は被災地単独ではできません。そのため、ここ、横浜からどのような支援ができるかを、被災地の現状を踏まえて参加者とともに意見を出し合う会となりました。

↑ 現状報告をする大槌町「居酒屋ドン」の店主・柏崎さん。

【被災地からの報告】
岩手県では仮設住宅全部の整備が終わり、当面の衣食住の不安が解消されつつあります。
その一方で、ガレキ撤去、仮設住宅の建設など一時的な官製雇用が終了し、雇用の問題がますます大きくなって来ています。
継続的な雇用が生み出されないため、若者の流出が続いています。
そうしたなか、今回の意見交換会は、大槌町の主力産業である「水産業」の建て直しを中心に意見交換が行われました。
現在、漁師たちの平均年令は70歳。
帆立貝の稚魚を育てるのに3~5年、あわびは5~10年なので、このままで行くと漁師は廃業か高齢のために仕事ができなくなります。
また津波によって漁具、施設が壊滅的な打撃を受けたため、復旧途上の設備のなかでは漁獲量が不透明となっています。
後継者育成に関しても、漁師や漁協が充分に活動できないため、漁業に従事する若者がいなくなりつつあります。

生活環境については、沿岸に住んでいた漁師達が山間部に移住したことで、不便であることや不慣れな山間部の生活のために家に引きこもりがちになり、漁師達が築き上げてきたコミュニティが崩壊しつつあります。


こうした現状を踏まえ、参加者からは具体的に水産業を復興させるためのアイデアや意見が出されました。

意見交換会には大槌町で活動をしてくださった方、被災地の視察をされた方、横浜で支援活動に参加された方のほか、他の県の被災地で実際に雇用創出のためにネットを活用して活動されている方、ご自身の会社の作業場を被災地に開設し、そこで雇用を創出されている方、これから支援活動を始めようとされている方など、様々な「被災地とのつながり」を持つ方々が集まりました。

↑ ご自身が現在行っている支援活動の内容を説明する参加者

今回の意見交換会で出されたアイデアを元に、ゆいっこ横浜言いだしっぺ支部は具体的に活動を始めてまいります。
みなさまにもご報告・ご案内を致しますので、ご意見・ご提案をお待ちしております。

その後、懇親会はさかい学が手料理を披露しながら行われ、参加者全員がざっくばらんに話すことができました。
そしてここでも具体的なアイデアが飛び出してきました。